2024年、日本の音楽シーンで最も注目を集めているグループの一つ、「Number_i(ナンバーアイ)」。デビューから驚異的なスピードで成長を遂げ、すでに世界的な音楽フェスへの出演も果たした彼らですが、その結成には様々なドラマがありました。今回は、Number_iの結成に至る経緯から現在の活動まで、そして気になる「不仲説」の真相まで、詳しく解説していきたいと思います。
Number_iとは
Number_i(ナンバーアイ)は、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人からなる男性ダンスヴォーカルグループです。2023年10月15日に結成され、2024年1月1日にデジタルシングル「GOAT」で世界同時配信デビューを果たしました。ファンネームは「iLYs(アイリーズ)」。TOBEに所属し、日本国内だけでなく、世界的な活動を展開しています。
Number_i 1st Single CD 'GOAT'
— Number_i_staff (@number_i_staff) January 15, 2024
Release on 2024.3.6 (Wed)💿
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メンバープロフィール
平野紫耀(ひらの しょう)
- 生年月日:1997年1月29日(27歳)
- 出身地:愛知県
- 血液型:O型
神宮寺勇太(じんぐうじ ゆうた)
- 生年月日:1997年10月30日(27歳)
- 出身地:千葉県
- 血液型:O型
岸優太(きし ゆうた)
- 生年月日:1995年9月29日(29歳)
- 出身地:埼玉県
- 血液型:A型
3人それぞれが際立った個性と実力を持ちながら、グループとしての一体感も抜群です。これまでの経験を活かしながら、新たなステージで輝く姿が印象的ですね。
突然の脱退発表から新グループ結成まで
2022年11月4日、King & Prince(キンプリ)のファンに衝撃が走りました。平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名が、グループからの脱退を発表したのです。当時、キンプリは日本の音楽シーンで最も勢いのあるグループの一つでした。
脱退のプロセスは段階的に進められ、2023年5月22日に平野紫耀と神宮寺勇太が先にジャニーズ事務所を退所。その後、7月7日にTOBEへの移籍を発表しました。岸優太は主演映画『Gメン』のプロモーション活動を終えてから、9月30日にジャニーズ事務所を退所。そして2023年10月15日、東京ドームからのYouTube生配信で、3人揃ってのTOBE合流と、新グループ「Number_i」の結成が発表されました。
この間、ファンの間では様々な憶測が飛び交いましたが、3人は自身の夢を追求するための決断であることを、それぞれの言葉で丁寧に説明していきました。特に平野は「目標を失い、今回の決断に至りました」と率直に心境を語り、新たな挑戦への決意を示しました。
脱退発表から実際の退所まで、約半年という時間をかけて丁寧に進められたことが印象的です。特に岸優太さんは、映画の宣伝活動を最後まで責任を持って行ってから退所するという、プロフェッショナルな姿勢を見せてくれました。
脱退の真相 – 不仲説の真相
「キンプリ脱退は不仲が原因なのでは?」という噂が絶えませんでしたが、実際はそれとは異なる要因が重なっていたことが明らかになっています。
主な理由として挙げられるのが、活動方針の違いです。脱退した3人は海外での活動を強く望んでいました。しかし、当時の事務所側はグループを国内の「稼ぎ頭」として維持したい意向があり、この方針の違いが大きな転換点となりました。
また、事務所との信頼関係の崩壊も大きな要因でした。メンバーたちは海外進出の制限や禁止に対して不信感を募らせていったとされています。さらに、平野紫耀がリーダーとして新たな決断を下し、それに岸優太と神宮寺勇太が賛同したという、仲間思いの決断であったことも明らかになっています。
興味深いのは、脱退後の両グループの関係性です。実際、永瀬廉がNumber_iのメンバーを「大好きな兄貴分」と呼ぶなど、表立った対立は見られません。これは、脱退が単なる人間関係の問題ではなく、キャリアの方向性という建設的な理由によるものだったことを裏付けています。
不仲説が出るのは人気グループの宿命かもしれません。しかし、3人が同じ夢を追いかけるために決断を下したという事実は、むしろ彼らの絆の強さを物語っているのではないでしょうか。
Number_iとしての新たな挑戦
グループ名の「Number_i」には、深い意味が込められています。「i」には「Number_1」を目指す決意と、オンリーワンになるという願い、そして「愛」という3つの意味が込められているそうです。
2024年1月1日、Number_iは待望のデビューを果たしました。デジタルシングル「GOAT」は、日本の男性アーティストのデビューシングルとしては史上最速となる公開後3日で1000万回再生を達成。さらに、1月3日付のYouTubeのMVデイリーミュージックビデオランキングでグローバル1位を記録するという快挙を成し遂げました。
特筆すべきは、彼らの海外展開への積極的な姿勢です。2024年4月には、アメリカの大型音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival 2024」に出演。「88rising Futures」のステージで、GOT7のJackson Wangとのコラボレーションも実現させました。
彼らの挑戦は音楽活動だけに留まりません。2023年11月には雑誌『NYLON JAPANGLOBAL ISSUE04』でグループ初の表紙を飾り、発売前に重版が決定。また、イヴ・サンローランの香水「LIBRE」とのタイアップや、日本マクドナルドのCMへの出演など、幅広い分野で活躍を見せています。
2024年には「オリコン上半期ランキング 2024」のデジタルアルバム部門で1位と2位を独占するという快挙も達成。これは上半期デジタルアルバムランキング史上初の記録となりました。
デビュー直後からの快進撃には目を見張るものがありますね。特に、以前は叶わなかった海外での活動を、自分たちの意思で実現させている姿は、多くのファンに勇気を与えているのではないでしょうか。
現在のファンの反応と今後の展望
新グループ結成後、ファンの反応は様々です。キンプリ時代からのファンの中には、複雑な心境を抱える方も少なくありません。しかし、Number_iの活動を通じて、メンバーたちが生き生きと活動している姿を見せることで、徐々に理解と支持を広げています。
2024年には、初の単独コンサート「No.O -ring-」を開催し、全国ツアーも決定。さらに、「GQ MEN OF THE YEAR 2024」で「ベスト・ミュージック・グループ賞」を受賞するなど、着実に実績を重ねています。
🆙New Visuals for the 1st Anniversary#Number_i_1stAnniv.#Number_i #ShoHirano #YutaJinguji #YutaKishi pic.twitter.com/7uhMz2eBHA
— Number_i_staff (@number_i_staff) October 15, 2024
新しい道を選んだ彼らの決断は、必ずしも全てのファンに受け入れられるものではなかったかもしれません。しかし、自分たちの信じる道を進み続ける姿勢こそが、新たなファンの心も掴んでいるのだと感じます。
関連リンク
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