マヂカルラブリーの結成秘話は?M-1王者までの道のりについて調査

Comedy
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はじめに

2020年にM-1グランプリで優勝を果たし、一躍注目を集めることとなったマヂカルラブリー。彼らの独特な漫才スタイルは「あれは漫才なのか」という議論を呼ぶほど革新的でした。今回は、そんなマヂカルラブリーの結成秘話からM-1王者になるまでの道のりについて、詳しく紹介していきます。

2020年のM-1グランプリをリアルタイムで見ていましたが、野田クリスタルさんの体を張った表現力と、村上さんの的確なツッコミのバランスに衝撃を受けたのを今でも覚えています。

コンビ紹介

マヂカルラブリーは、吉本興業東京本社に所属する男性お笑いコンビです。2007年に結成され、野田クリスタルがボケ、村上がツッコミを担当しています。コンビ名の由来は、2人とも巨漢で男臭かったため、コンビ名だけは可愛くしようと考えたことから。お互いに一番可愛いと思う単語を出し合ったところ、「マジカル」と「ラブリー」が選ばれました。「マジカル」ではなく「マヂカル」と表記したのは、インターネットで検索した際に上位に表示されることを期待してのことだったそうです。

ネット時代を意識したコンビ名の付け方、さすが野田さんはIT系に強いだけあります。今では完全に「マヂカル」が定着していて、SEO戦略は大成功だったと言えそうです。

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プロフィール紹介

野田クリスタル

  • 生年月日:1986年11月28日
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 身長:178cm
  • 体重:60kg
  • 特技:パソコンでゲームを作れる、五目並べ
  • 立ち位置:左

実は野田クリスタルは15歳という若さでプロの芸人としてデビューしており、TBSの『学校へ行こう!』の「お笑いインターハイ」において、参加者約5,000人の中から優勝を果たしています。

村上

  • 生年月日:1984年10月15日
  • 出身地:愛知県新城市
  • 身長:181cm
  • 体重:100kg
  • 特技:お酒を大量に飲む
  • 立ち位置:右

村上の本名は鈴木崇裕で、芸名の由来は江川達也原作の漫画『東京大学物語』の主人公への強い憧れからきているそうです。法政大学のお笑いサークル出身で、学生時代から頭角を現していました。

お二人とも異色の経歴の持ち主ですよね。特に野田さんの15歳でのプロデビューには驚きました。若くしてお笑いの道を志す彼の情熱が伝わってきます。

M-1王者までの道のり

マヂカルラブリーのM-1グランプリへの挑戦は、結成直後から始まりました。2007年の初挑戦では3回戦敗退、2008年には準決勝まで進出するなど、早くから実力を示していました。しかし、大きな仕事には繋がらず、アルバイトを続けながらの活動が続きます。

2015年、準々決勝敗退を喫した際の危機感から、ネタ作りに一層力を入れるようになります。その努力が実を結び、翌年の2016年には準決勝まで進出。徐々に頭角を現し始めました。

2017年M-1最下位の衝撃

2017年、7回目の挑戦でついに念願の決勝進出を果たします。しかし、喜びもつかの間、審査員全員から80点台という厳しい評価を受け、最下位という結果に終わりました。特に上沼恵美子からは「好みじゃない」「よう決勝に残ったな」と酷評され、大きな衝撃を受けます。

出番が終わった後の楽屋で2人は「もう漫才はできないんじゃないか」と口にするほど落ち込んだといいます。周りの芸人からの励ましの言葉やアドバイスすら、聞く余裕がないほどのショックだったそうです。

この経験は、その後の仕事にも影響を及ぼしました。営業の仕事は増えたものの、そこでは「スベって上沼に怒られた芸人」としての振る舞いを求められ、その屈辱的な状況に不満を抱き続けることになります。

最下位という結果は辛いものだったと思いますが、この経験が後の成長につながったのではないでしょうか。時には厳しい評価も、新たな高みを目指すためのきっかけになるのだと感じます。

2020年、ついに掴んだ栄冠

2018年、2019年とM-1決勝進出を逃したことで、逆にネタの温存ができたと野田は語っています。そして2020年、ついに3年ぶりの決勝進出を果たします。

決勝のファーストラウンドでは「高級フレンチ」のネタを披露。かつて酷評した上沼恵美子からは94点という高得点を獲得し、「バカバカしさが突き抜けるというのは芸術」と絶賛されました。

最終決戦では「つり革」というネタを披露。野田が言葉を発さずに動き回り、村上がツッコむという斬新なスタイルで3票を獲得し、ついに優勝を勝ち取ります。

3年前に酷評した上沼さんから高得点を獲得するという展開は、まるでドラマのようですね。しかも上沼さん本人は2017年の出来事を忘れていたというオチまでついていて、笑いの神様の粋な計らいを感じます。

王者になってからの仕事量の劇的変化

M-1優勝後、マヂカルラブリーの生活は一変します。優勝前は1ヶ月に1〜3本程度だったテレビ出演が、一気に月31本にまで増加。優勝翌日から16本のテレビ仕事が入り、ほぼ毎日テレビに出演する生活となりました。

特筆すべきは、野田クリスタルの活躍です。2020年3月にはR-1グランプリでも優勝を果たし、史上初のM-1とR-1の同年二冠を達成。さらに、M-1グランプリ、R-1グランプリ、キングオブコントの3大会全てでファイナリストとなる快挙も成し遂げました。

ただし、急激な仕事量の増加は、体を張ったネタを得意とする彼らにとって、体力的な課題ももたらしました。野田は「辞めよ」と思うほどの過酷なスケジュールを経験したといいます。

売れっ子芸人の大変さが垣間見えますね。面白さを追求しながら、体調管理との両立も求められる。トップで居続けることの難しさを感じます。

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さいごに

マヂカルラブリーの成功は、従来の漫才の枠にとらわれず、自分たちならではの表現方法を追求し続けた結果と言えるでしょう。今や彼らは多くの番組に出演し、さらなる活躍を見せています。これからも独自の世界観で私たちを楽しませてくれることでしょう。

お二人の活躍を見ていると、「型にはまらないことを恐れない」という姿勢が大切だと感じます。既存の価値観にとらわれず、自分らしさを追求することの大切さを教えてくれる素晴らしいコンビだと思います。

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