jo0jiの読み方は?EIGHT-JAMやバズリズムでも話題の注目アーティストのおすすめ曲を紹介

jo0ji
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はじめに

2024年、音楽シーンに新たな風を巻き起こしているアーティストjo0ji。SpotifyのEarly Noise 2024に選出され、多くのメディアで注目を集めている新世代のシンガーソングライターです。

今回は、漁師の息子として生まれ、現在も地元・鳥取県の漁港で働きながら音楽活動を続けるjo0jiの魅力に迫ります。

プロフィール

  • アーティスト名:jo0ji(読み方:ジョージ)
  • 出身:鳥取県米子市
  • 年齢:24歳(1999年9月-10月生まれ)
  • 所属:Ki/oon Music(ソニー・ミュージックレーベルズ)
  • 特技:作詞・作曲・アートワーク制作

アーティスト名の「0(ゼロ)」は特に意味はなく「なんか、かっけぇかなって」という理由で選択。本人いわく「joのあとは数字のゼロ、『じょぜろじ』で覚えてね」とのこと。むしろそこがjo0jiらしく自然体で飾らない彼の人柄が表れているように感じます。

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音楽との出会い

jo0jiの音楽的なルーツは、実は家庭環境にありました。両親が自宅でレコードをかけながら過ごす日常の中で、中島みゆき、吉田拓郎、柳ジョージ、RCサクセションといった名だたるアーティストの音楽に触れて育ちました。

小学2年生で母親の使っていたピアノを弾き始め、ボカロ曲や久石譲の楽曲をカバーするなど、早くから音楽的な素養を育んでいました。さらに、中学時代のRADWIMPS、高校時代のエレファントカシマシのライブ体験が、彼の音楽性に大きな影響を与えています。

70-80年代の日本の音楽と、現代のロック・ポップスの両方に影響を受けた音楽性が、jo0jiならではの独特な世界観を作り出しているのかもしれません。

デビューまでの道のり

jo0jiの音楽活動は、友人を励ますために作った楽曲「不屈に花」から始まりました。YouTubeにデモ音源を投稿したことをきっかけに、徐々に注目を集めていきます。

2023年9月にリリースした1st EP「475」(よなご)では、WONKのメンバーを共同編曲に迎え、プロフェッショナルな音楽制作に挑戦。この作品を通じて、さらに多くのリスナーの心を掴むことになります。

友人のための一曲から始まったjo0jiの音楽。その原点である”人のために歌う”という姿勢は、今でも変わっていないように感じます。

注目の楽曲

1. 「不屈に花」

jo0jiの原点とも言える楽曲です。落ち込んでいた友人を励ますために作られた最初の楽曲で、2022年にリリースされました。イントロから聴き手を掴む構成で、ダークな雰囲気から明るい展開へと変化していく楽曲展開が特徴的。フックの部分は「ちょっとだけ弾んでる」程度の絶妙な上昇感があり、jo0ji本人も「自身の中で最もポジティブな曲」と語っています。Spotify急上昇チャート・バイラルトップ50にランクインし、音楽関係者の間で急速に注目を集めるきっかけとなった楽曲です。

2. 「眼差し」(2024年)

水面の煌めきと空の眩しさを歌った印象的な歌詞が特徴的な楽曲です。「際限ないほどに、空が眩しい 反射して煌めく、水面が綺麗」という歌詞に代表されるように、jo0jiの優しい歌声とストリングスを効果的に使用したアレンジが印象的。2024年の年間マイベスト10曲の1位に選出されるなど、高い評価を得ています。彼の特徴である気取らない優しさが感じられる曲調で、多くのリスナーの心を掴んでいます。

3. 「ワークソング」(2024年)

海辺の朝焼けや鳥取の自然を感じさせる爽やかなサウンドが特徴的です。「もう、いつまで待たせるつもりなん?耐えかねて尋ねる、ムーンライト」という歌詞に始まり、生き方に対する等身大の気持ちが表現されています。後半にかけての楽曲展開は唯一無二で、聴く人に新たな体験を届ける新世代の楽曲として評価されています。MVはこれまでjo0jiのMVを手がけてきたMargtが担当し、話題を呼んでいます。

4. 「≒(ニアリーイコール)」

2023年9月にリリースされた1st EP『475』に収録された楽曲です。WONKの江﨑文武と井上幹を共同編曲者に迎えて制作され、70年代フォークを経過したポップスの香りを持つ楽曲に仕上がっています。「愛していたのに飽きたら 捨ててしまうような僕らは たいてい歪だ、あてにならんな でも愛しいばかりだ」という印象的な歌詞で、変化の中でも、変わってしまう周りも、自分もすべてを好きでいようという思いが込められています。MVはクリエイティブユニットMargtが担当し、jo0jiとその周りの人々のリアルな瞬間を自然体で捉えつつ、超現実的な美しさを持つ映像として評価されています。

5. 「escaper」(2024年)

jo0jiの新たな一面を感じさせるロックサウンドが特徴の楽曲です。自意識との葛藤を時にユーモアを交えて表現しており、人付き合いの苦手さや、ありのままの自分でいることの難しさを描いています。jo0ji自身が「そいつ(自意識)を飼い慣らすために、少し茶化したような曲をつくった」と語るように、等身大の悩みをユニークな視点で表現しています。MVには俳優の成田凌と蘓武星香が出演し、逃げても逃げても自分から逃げきれない様子をシュールかつ滑稽に描いた映像として話題を呼んでいます。

どの曲にも共通しているのは、等身大の感情表現と独特の世界観。聴く人の心に寄り添うような優しさが感じられます。

音楽制作のスタイル

jo0jiの特徴は、すべての楽曲に実在のモデルやエピソードが存在すること。主に周囲の知人や友人との会話がインスピレーションの源となっており、各楽曲にはYouTubeやSNSでセルフライナーノーツが公開されています。

作詞・作曲はもちろん、アートワークまで自身で手がけるマルチな才能の持ち主。しかし、そんな多才な一面を見せながらも、現在も地元の漁港で働き続けているのが、jo0jiらしい部分です。

アーティストとしての才能と、地に足のついた生活を両立させているjo0ji。この二面性こそが、彼の音楽の説得力を生み出しているのではないでしょうか。

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さいごに

ROCKIN’ON JAPAN誌の山崎洋一郎総編集長が「これから遠からぬ先にとてつもなく大きな存在になっていく」と評したjo0ji。その予言通り、2024年には次々と新作をリリースし、着実にファンを増やしています。

漁師の息子として生まれ、今も地元に根差しながら活動を続けるjo0ji。そんな彼の等身大の歌声は、きっと多くのリスナーの心に寄り添い続けることでしょう。

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