sumikaのフェスの定番曲や隠れた名曲など、おすすめ5曲を紹介

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はじめに

近年、日本の音楽シーンで確固たる地位を築きつつあるロックバンド「sumika」。2013年の結成以来、清涼感のある独特なサウンドと心に響く歌詞で多くのリスナーを魅了し続けています。

今回は、フェスでの定番曲から隠れた名曲まで、sumikaの魅力が詰まったおすすめ5曲をご紹介します。これからsumikaを聴き始める方も、すでにファンの方も、新たな魅力を発見できる内容となっています。

バンド基本情報

  • 結成:2013年5月17日
  • 所属:Sony Music Records / murffin discs
  • メンバー:
    • 片岡健太(ボーカル・ギター)
    • 荒井智之(ドラムス・コーラス)
    • 小川貴之(キーボード・コーラス)
    • 黒田隼之介(ギター・コーラス / 2023年永眠)

バンド名の「sumika」には、「様々な人にとって住処のような場所になって欲しい」という願いが込められています。この名前の通り、多くのリスナーの心の居場所となっているバンドですね。

おすすめ5曲の紹介

1. Lovers

2016年にリリースされた「Lovers」は、sumikaの代表曲として広く知られています。一見シンプルな恋愛ソングに見えますが、その歌詞には深い洞察が込められています。

サビで歌われる「ねぇ浮気して ねぇ余所見して」という歌詞は、決して文字通りの意味ではありません。「たくさんの選択肢の中から、最終的に自分を選んでほしい」という深い愛情表現なのです。この曲は2023年6月には、自身初となるストリーミング累計1億回再生を突破しました。

聴けば聴くほど新しい解釈が生まれる奥深い曲です。ライブでは観客全員で合唱する定番曲となっていますね。

2. 願い

2019年にリリースされた「願い」は、ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。叶わぬ恋と失恋を乗り越える強さをテーマにした本作は、冬の始まりを感じさせるきらびやかなアレンジが特徴的です。

特筆すべきは、「必ず春は来る」というメッセージ性の高さです。失恋を経験した人々に寄り添い、希望を与える楽曲として多くの共感を呼んでいます。

片岡健太さんがドラマの脚本を何度も読み込み、キャストの顔を思い浮かべながら作り上げた渾身の一曲。その想いが確かに届いていますね。

3. 坂道、白を告げて

2016年の『SALLY e.p』に収録された「坂道、白を告げて」は、スタジオジブリの『耳をすませば』をモチーフにした珠玉の楽曲です。告白をテーマに、坂道を上る時と下る時の感情の変化を繊細に描写しています。

イントロから1番にかけての高鳴るようなギターとドラム、そして美しいピアノのメロディが印象的で、sumikaの音楽性の高さを感じられる一曲となっています。

制作から2年以上経ってようやく日の目を見た曲とのこと。片岡さんが強く推していた曲だけあって、完成度が非常に高いですね。

4. Flower

2019年のアルバム『Chime』に収録された「Flower」は、社会と戦う女性の視点から描かれた楽曲です。エキゾチックな中華テイストのイントロや印象的なサビが特徴的で、sumikaらしい爽やかなサウンドが魅力です。

「未来のフラワー」という言葉が象徴的に使われ、困難を乗り越えて花開く未来への希望を表現しています。ライブやフェスでは、その前向きなメッセージと共に、観客全員で一体となれる定番曲となっています。

社会や周囲の目を気にせず自分らしく生きたいという普遍的なメッセージが、多くの人の心に響いていますね。

5. 雨天決行

2013年の1stミニアルバム『新世界オリハルコン』に収録された「雨天決行」は、sumikaとして最初に作られた楽曲です。現在のsumikaよりもロック色の強い楽曲で、バンドの決意と覚悟が込められています。

「僕の大事なものは大事に思って欲しいんだよ」という歌詞に代表されるように、夢や目標を追い続ける強い意志が感じられます。2023年5月の横浜スタジアムでの10周年ライブでは、実際の雨の中でこの曲が演奏され、より感動的なパフォーマンスとなりました。

デビュー曲とは思えない完成度の高さ。10年経った今でも色褪せない魅力を持つ一曲です。

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さいごに

sumikaの魅力は、どの楽曲にも共通する「誠実さ」にあります。シンプルでありながら深いメッセージ性、緻密に作り込まれた音楽性、そして聴く人の心に寄り添う歌詞の数々。これらが見事に調和し、唯一無二のサウンドを生み出しています。

今回紹介した5曲は、そんなsumikaの魅力が詰まった楽曲です。まだ聴いたことのない方は、ぜひこれらの楽曲から聴き始めてみてください。きっと、あなたにとっての「住処」となる一曲に出会えるはずです。

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