NHK朝ドラおむすびに出演。キムラ緑子の家族構成は?生い立ちや学歴を紹介

Drama

2024年度のNHK連続テレビ小説「おむすび」で注目を集めているキムラ緑子さん。演技派として知られる彼女の素顔や家族構成、そして意外な経歴とは?カメレオン女優と呼ばれる実力派女優の素顔に迫ります。

キムラ緑子のプロフィール

キムラ緑子(きむら みどりこ)

  • 本名:牧野緑子(旧姓:木村)
  • 生年月日:1961年10月15日
  • 出身地:兵庫県洲本市
  • 所属事務所:シス・カンパニー
  • 特技:ピアノ、華道、剣道

カメレオン女優として知られるキムラ緑子さん。近所のおばちゃんから貴婦人まで、どんな役でもこなせる実力派女優として、いまや日本を代表する演技派女優の一人です。

生い立ちと出身地

兵庫県洲本市大野で生まれ育ったキムラ緑子さん。地元の洲本市立加茂小学校に通い、幼少期から芸能活動に興味を持っていました。実は歌手志望で、中学生時代には『スター誕生!』のオーディションに参加。中島みゆきの「時代」を歌い、最終選考まで残った経験を持っています。

中学時代はテニス部に所属し、高校時代は剣道部で活動。当時は人気アイドルグループ・フォーリーブスの青山孝史のファンだったという意外な一面も。

淡路島出身のキムラさん。実は歌手を目指していた過去があるなんて、意外な一面も持ち合わせているんるんですね。

学歴と進路選択

  • 洲本市立加茂小学校
  • 洲本市立青雲中学校
  • 兵庫県立洲本高等学校
  • 同志社女子大学学芸学部英文学科

大学時代、友人に誘われて観劇した舞台が人生の転機に。マキノノゾミ演出のつかこうへい作品に衝撃を受け、同志社大学の演劇サークル「第三劇場」に入部します。この経験が後の女優人生への第一歩となりました。

芸能界デビューときっかけ

大学卒業後、一度は地元に戻りますが、つかこうへいの影響を受け1984年に上京。マキノノゾミが立ち上げた劇団「M.O.P.」の旗揚げに参加し、本格的な女優活動をスタートさせました。2010年の劇団解散まで看板女優として活躍し、2000年頃からはテレビドラマなど映像作品にも本格進出。

地方の女子大生から、一流の女優へ。その道のりは決して平坦ではありませんでしたが、演劇への情熱が彼女を支え続けたんですね。

家族構成と結婚生活

結婚から離婚まで

キムラ緑子さんは1992年、31歳の時に同じ劇団員だったマキノノゾミさんと結婚しました。大学時代から演劇を通じて築いてきた絆が、愛情へと発展したのです。

しかし、二人の関係には特殊な環境がありました。マキノさんが主宰する劇団M.O.P.で、マキノさんは演出家、キムラさんは女優として活動。仕事場でも、家庭でも、文字通り24時間共に過ごす日々が続きました。

「いくら好きな相手でも、ずっと一緒というのは時に窮屈なもの。私たち夫婦の経験は、”適度な距離感”の大切さを教えてくれました」(キムラさん)

また、「夫の演出家だから仕事がもらえている」という周囲の声も、キムラさんの心に重くのしかかっていました。自分の実力で勝負したいという強い思いから、2005年、キムラさんから離婚を申し出ます。

離婚から復縁へ

離婚後、キムラさんの女優としてのキャリアは更なる広がりを見せます。映画やテレビドラマからの出演オファーが増え、活躍の場を広げていきました。

しかし、忙しい仕事の合間に大切な家族である猫をマキノさんに預けることが増え、その猫がマキノさんに懐いてしまうという出来事が。さらに2010年の劇団M.O.P.解散という節目も重なり、二人の関係に変化が訪れます。

「日本中でいろんなことがあって、精神的につらい時期があって。そんな時、気安く”どないしてるん”って言える相手が、やっぱり彼だったんです」(キムラさん)

長年築いてきた作品や思い出を共有できる唯一の理解者として、お互いの存在の大切さを再認識。今度はキムラさんから再婚を提案し、2010年に復縁を果たしました。

現在の家族構成

子供はいませんが、劇団での活動に情熱を注いできた二人にとって、共に作り上げた数々の作品は、まさに子供同然の存在。そして大切な家族である猫と共に、穏やかな日々を過ごしています。

現在は「けんかとか、何かでもめることも本当にない」という理想的な夫婦関係を築いています。時には距離を置きながらも、互いを理解し合える関係性は、現代の夫婦のあり方の一つのモデルとも言えるでしょう。

この経験は、近所のおばちゃんから気品ある貴婦人まで、あらゆる役柄を演じ分けるキムラさんの演技の深みにも、確実に影響を与えているのではないでしょうか。

代表作と受賞歴

主な受賞歴:

  • 1993年 十三夜会賞 個人賞
  • 1997年 第32回紀伊国屋演劇賞個人賞
  • 2005年 第12回読売演劇大賞優秀女優賞

代表作(抜粋):

  • NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年)
  • 映画『海街diary』(2015年)
  • NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)

一つ一つの作品で丁寧に役を演じ切り、その実力は数々の賞という形でも認められています。

おむすびでの役柄

2024年度前期のNHK連続テレビ小説「おむすび」では、佐久間美佐江役を演じます。朝ドラには『まんてん』『純情きらり』『ちりとてちん』『ごちそうさん』『半分、青い。』に続く6作目の出演となります。

朝ドラに6作目出演しているのは、彼女のキャリアが物語ります。
朝ドラ「おむすび」での演技にも、また新たな魅力が引き出されることでしょう。

まとめ

演技派女優として確固たる地位を築いているキムラ緑子さん。淡路島出身の地方の女子大生から、数々の賞を受賞する実力派女優へと成長を遂げました。プライベートでは波乱万丈な結婚生活を経て、素晴らしいキャリアを築いてきた女優です。2024年の朝ドラ「おむすび」での演技にも、ますます期待が高まります。

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